記事[0025]セラセニアント出張セットの考察
・概要
カード解説「捕食植物セラセニアント」
・内容細目
この記事は以下の要素から構成されています。
[01]セラセニアントの紹介
[02]相性の良いカードの紹介[01]
[03]相性の良いカードの紹介[02]
[04]相性の良いカードの紹介[03]
[05]まとめの紹介
[06]出典など
[01]セラセニアントの紹介
今回はカードテーマ「プレデター」より「捕食植物セラセニアント」を
出張セットとして採用する利点のついて解説します。
[a-1]
基本的には
『①の効果で自身を特殊召喚』→
『②の破壊効果、③のサーチ効果で相手の攻撃を牽制』→
『次の自分のターンにセラセニアントで
相手モンスターに攻撃して②、③の効果を適用』
という流れで活用するカードです。
[a-2]
また③の効果は自分のカード効果によってセラセニアントを
墓地に送っても発動可能ため能動的な展開を行うことも出来ます。
[b-1]
セラセニアントの③の効果でサーチでき、
毎ターン墓地の「捕食植物」モンスターを特殊召喚出来る効果を持ったカード。
セラセニアントの③の効果でサーチした場合必然的に
墓地にセラセニアントが存在するため、毎ターン墓地からリソースを供給できます。
[b-2]
元のモンスターのレベルに依存せず出せるリンクモンスターの登場により、
より活用しやすくなったカードです。
[c-1]
採用はセラセニアント[3]枚、「プレデター・プランター」[1]枚で行います。
[c-2]
「プレデター・プランター」[1]枚のみが手札に来た場合以外は
手札で腐ることがなく、必要な枚数の少なさから
デッキのコンセプトを崩すことなく採用できます。
[02]相性の良いカードの紹介[01]
[a-1]
各「メタルフォーゼ」カードは、セラセニアントを能動的に効果で
墓地に送りサーチ効果を起動するための手段として非常な優秀なカードです。
[a-2]
墓地から特殊召喚したセラセニアントを「メタルフォーゼ」融合モンスターの
融合素材にしたり、永続魔法である「プレデター・プランター」自身を
「メタルフォーゼ」モンスターの[p]効果の対象に指定できます。
・展開パターン
▲セラセニアント、「メタルフォーゼ」[p]モンスターから。
▲セラセニアントを通常召喚。
▲「メタルフォーゼ」[p]モンスターを魔法カードとして発動。
▲[p]効果でセラセニアントを破壊して、
「メタルフォーゼ」魔法・罠カードをセット。
▲破壊されたセラセニアントの③の効果で
▲効果で墓地のセラセニアントを守備表示で特殊召喚して完成。
「プレデター・プランター」により毎ターンリソースを供給できるため
セラセニアントは『メタルフォーゼに破壊される側のカード』として
非常に優秀です。
[03]相性の良いカードの紹介[02]
[a-1]
先ほどの項目で紹介した「メタルフォーゼ」カードに加え、
「メタルフォーゼ」との相性が良い「バオバブーン」との採用を行う構築です。
下記に記載する展開パターンにより
「灰流うらら」に対するケアを行うことが出来ます。
・展開パターン
▲「バオバブーン」、セラセニアント、「メタルフォーゼ」[p]モンスターから。
▲「バオバブーン」を通常召喚。
▲「メタルフォーゼ」[p]モンスターを魔法カードとして発動。
▲[p]効果で「バオバブーン」を破壊して、
「メタルフォーゼ」魔法・罠カードをセット。
▲相手の「灰流うらら」で特殊召喚効果の発動が無効に。
▲相手の直接攻撃宣言時にセラセニアントを守備表示で特殊召喚して、
場を空けたままの状態を回避して完成。
セラセニアントを採用することで
デッキ内の『メタルフォーゼに破壊される側のカード』を増やしつつ、
同じく『メタルフォーゼに破壊される側のカード』である
「バオバブーン」や「竜星」モンスターなどの
「灰流うらら」を発動されると場を空けやすいカードの弱点をカバーできます。
[04]相性の良いカードの紹介[03]
[a-1]
「妖精伝姫カグヤ」と「壊獣」モンスターとのコンボを活用した
デッキにセラセニアント採用するパターンです。
場を空けやすいカグヤの弱点を補いつつデッキの展開力を上げることが出来ます。
・展開パターン
▲「壊獣」モンスター、セラセニアントから。
▲相手モンスターをリリースして「壊獣」モンスターを相手の場に特殊召喚。
▲セラセニアントを通常召喚。
▲セラセニアントで「壊獣」モンスターに攻撃。
▲ダメージ計算後セラセニアントの②の効果で「壊獣モンスター」を破壊。
▲ダメージステップ終了時に戦闘破壊されたセラセニアントの
▲効果で墓地のセラセニアントを守備表示で特殊召喚して完成。
相手の場に出した「壊獣」モンスターの処理と
リソースの供給を同時に行うことが出来るコンボです。
・展開パターン
▲「妖精伝姫カグヤ」、セラセニアントから。
▲カグヤを通常召喚。
▲効果でデッキからもう一体のカグヤをサーチ。
▲相手モンスターを対象にカグヤの手札に戻す効果を発動。
▲手札に戻す効果が適用された場合、カグヤが手札に。
▲相手の直接攻撃宣言時にセラセニアントを守備表示で特殊召喚して、
場を空けたままの状態を回避して完成。
カグヤとの召喚権の食い合いを避けつつ、
場を空けやすいカグヤの弱点をカバーすることが出来ます。
[05]まとめの紹介
今回は紹介したセラセニアントは
・初手にもなる除去能力の高いモンスター。
・リソースを増やせる手札誘発カード。
の両方の長所を持ったカードです。
場面に応じて様々な使い方が出来るカードですので、
デッキのワンポイント強化に採用してみてはいかがでしょうか。
[06]出典など
デッキ画像作成・各カード画像は「カードデータデース」より。
http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/
[2017]年[07]月からのリミット・レギュレーション。
http://www.yugioh-card.com/japan/event/shop_duel/limit_regulation.php?list=201707
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回更新は[09]月[23]日を予定しています。
→追記・更新を繰り上げて[09]月[09]日に記事を更新します。